会社はやっぱり経営者次第

夜中になりましたがこんな記事読みました。


私が女性事業本部長に「4時に帰れ」と命令した理由/カルビー 松本晃会長

Forbes JAPAN 9月26日(月)17時30分配信


プロ経営者と言われる類のヒトの記事ですが、シンプルな考え方のもとズバズバと改革を進めていっているのはすごいな~と思いながら読みました。内容としては主に女性の管理職登用に関してですが、幾つかのポイントを挙げてみると



─なぜ他の企業ができていない改革が成功していると思うか。

「「コミットメント・アンド・アカウンタビリティ」。ビジネスの世界は政治と違う。コミットしたら必ず結果を出さなければならない。経営哲学でも何でもなく、基本的なこと。稼がないと設備投資はできない、新商品の開発はできない、社員の給料も増やせない、税金も払えないし配当も払えない。」


シンプルだけど、難しい。やるといったら何が何でもやるで、美辞麗句を並べた企業理念とも対局に有るような考え方だけど、言動と行動が一致しているので違和感はない。


女性の管理職登用に関しても


─候補者がいないという声もよく聞く。
「それは嘘。探していないだけ。」


─女性が管理職になりたがらない、という声については。
「それも言い訳だ。これまで僕がオファーして断った人はー人もいない。見合った昇給を提示しているから。」


と、やらない言い訳をバッサリ切っているのも笑える。
ただ、自分の経験上女性が管理職に成りたがらないということは実際にあってそのことについては


「男性と女性ではちょっとした違いがある。女性はよりプラグマティック。男性は昇進するけれど給料が下がる、という状況でも喜んでやるが、女性はレスポンシビリティとコンペンセーションのバランスが合わなければやらない。」


と言っている。


カタカナ英語が多くてわかりにくいのが玉に瑕だけど、女性は実益も伴わないと動かないよということを言っているわけで、そりゃ、責任ばかり押し付けられても給料増えないって割に合わないから、それだったら平社員のままの方がよいと言う考えになるのも納得がいきます、てか、当たり前だと思う。


会社への忠誠心だけで仕事をさせようっていうのはもう古い考えだし、今の御時世じゃ「ブラック企業」とまで言われるわけで。


こういうの読むと社風を変えるなら経営者が変わらないと社内風土なんて変わらんなと思いますね。ボトムアップから変えようなんて時間がかかりすぎるし、非効率。結局、会社って経営層がまともかどうかによるんだろうなと思ったわけです。

日々是反省、日々是精進、未来に幸あれ

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