シェアリング
最近シェアリングが流行っています。
AirbnBやUber、日本ならanycaなんかもありますが、みんなが持ってて余ってるものを分け合おうってわけです。マイネオなんてみんなでパケット分け合うグループに入れば低価格帯のプランでも充分やっていけるみたいですしね。
現在の資本主義に基づくと誰かが一つの資源を独占しようとすると、それに伴い競争が生まれます。独占をなくせばみんなで分け合って使えるんですが、人には欲があるのでそんな簡単なことではありません。
ビジネス書にはWIN-WINの関係を築けだの、giverといって他人に利益享受を測る人が金持ちになるだのと書いてありますが、そう思えるのが一部の人間だけだったらシェアリングって成り立たなくなると思うんですよね。
今のところ、これは実体経済の一部の部分のみの利用に限られるわけですが、これ普通にみんなの貯金とか投資資金に使えるようになるとどうなるんだろう??って個人的には思う部分があります。
投資やってて思うのは、金儲けだけ考えたクソみたいな金融商品に使われている資金があまりにも多くて、ホントの意味のインサイダーだけ儲かる仕組みで底に膨大な資金がつぎ込まれているのははっきり言って無駄だということ。
金融商品への投資はカネを増やすだけの目的なので、増えた資金が他に使われるかというとそういうことでもない。貯金なんかもそうですわね。銀行が勝手に運用して、自分たちの儲けにしてる。なおかつ貯金額に応じて融資額も増えるので人の金で自分たちの利益が出るように勝手に商売してる。
昔はこういう金融業者に頼らないとまとまったお金を集めることができなかったのでスが、今はスマホに代表される通信機器によって簡単に個人同士のやり取りができるようになって企業体の存在が不要になりつつあるわけです。
企業体が不要といっても、人同士の協力は必要なわけで、人同士の協力の形が変わって来るのだろうともうわけです。
人同士が奪い合うのではなく、与え合う共同体ができればいろんな心配ってなくなる気がするんですよね。まぁ、大前提として抜け駆けする人間がいないという状況が必要なのでかなり難易度は高いとは思いますが。
なんにせよ、どこかでだぶついている資源をみんなで簡単に共有できる方法って必要な気がします。共有できないってことは変なことしてるってことですしね。
なんでも共有できるなら、お金を稼ぐ意味ってどうなるのだろうか?と考えてしまいます。
資産=人間の価値ということでは今でもないのですが、これからこの前提がもっと崩れてくるのではないだろうかと感じるわけです。何をしたいかを明確に持つことが必要で、それに向けてどう動いていけるかがより重要になってくるんだろうなとぼんやりと思うわけです。
何となく会社で与えられた仕事をして生活費を稼ぐ という時代は終わる?かもしれ無いと思っています。
その代わり
あなたは何ができますか?と社会に問われる時代が来るような気がします。
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